ダウン症の弟から学んだこと
2015/02/18
雰囲気をごまかすことはできない。
自分のことだけじゃなく、
周りの人を元気にできる人って魅力的ですよね。
障がいのある方の多くはそのような力を持っていると思います。
私の場合、
自分が「元気がないな。」と感じるときや落ち込んでるなと思うとき、
真っ先に気づいてくれるのは弟です。
普段は何気なしに過ごしていても、
一度泣いている子どもを見ると一緒になって悲しそうな顔をするのも弟です。
言葉じゃないんだな。って思います。
悲しそうにしてたら一緒に悲しんであげる。
楽しそうにしてたら一緒に楽しんであげる。
言葉だけで励ますのではなく、
感情を受け止めて自然と導き出された自分が思う、
相手にとって一番良いと思う行動をする。
例えばキザなことを言ったり、
ドラマみたいにハグして抱きかかえたり、
理性が邪魔して恥ずかしくてできないようなこともあります。
でも彼らは、
なにも考えずにまるで相手の気持ちがわかっているかのように、
自然と近づいてきてくれます。
この素直さと純粋さを学ばなければいけないと思います。
プライド、世間体、周りの目、
そんなことは関係ありません。
今、自分ができるベストの選択をすれば良いだけです。
そういうことをダウン症の弟から学びました。