「チョコレートドーナツ」アイザックレイバが教えてくれた大事なこと

      2015/02/18

「チョコレートドーナツ」は連日、大人気のようで大変嬉しいです。

その出演者でもあるダウン症少年役の本人もダウン症である明るくて人気者のアイザックレイバさんが、

来日してくださり日本中が癒されたのではないでしょうか。

 

そんなレイバさんの撮影時のエピソードがなんとも学ぶべき点が多いと感じたので共有したいと思います。

 

以下引用

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俳優になりたいと思ったきっかけとなった映画を聞かれたアイザックは「今はパフォーミング・アーツの学校に通っていて、それが本作に出るきっかけを生んでくれたんですが、実は子どもの頃から役者になりたいと思っていました。きっかけはディズニー・チャンネルで、あの夢のような世界で自分もあんなことがやりたいと思うようになりました」と答えました。それに続けて監督は「アイザックにこの役への起用を伝えたとき、彼が泣き始めてしまって、“自分の人生の夢が叶いました”と言ってくれました。彼が本当に長いあいだ抱えていた夢が叶う瞬間を見ることができたことは僕にとってもすごく感動的でした」と当時の様子を語ってくれました。

(中略)

に映画の現場は長時間の仕事になるのでアイザックが続けられるようにどのように支えたのかというお母さんへの質問もありました。「このオーディションを受けて本当に配役されるかも知れないと感じたときに息子と会話をしました。映画は長時間にわたる撮影で楽なことばかりではないと説明したんです。彼の場合長時間立つことが辛いのでそういうことも含めて大丈夫なのか聞いたら、彼は“準備はできている、やります”と言いました。実際撮影が始まってからも一度も文句を言うことはありませんでした。母の私から見ても疲れきっている様子がわかっていましたが、頑張り続けた彼を誇らしく思います」とジャスティン。

(中略)

実はクリスマスのシーンをホームムービー用に8ミリで撮ったことがあったんですが、カメラがうまく作動せず撮り直すことになったとき、ベテランの役者さんたちが“またやらなきゃいけないんですか”という空気のなか、アイザックが“またクリスマスなの!?”と明るく言ってくれて、彼の喜びが他の皆に感染したようでした。ベテランの役者さんたちも自分たちが愛する演技というのはこういうことなんだと、“疲れた、帰りたい”という気持ちではなくもっと前向きに捉えなければいけないんだと、アイザックによって初心を思い出させてもらったようです」と撮影時のエピソードも披露してくれました。

トーキョー女子映画部の取材リポート参照

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このエピソードを聴くと、

レイバさんは撮影する1シーンずつにちゃんと気持ちを入れていて、

何度でも何度でも楽しみながら撮影できる人なんだなと思いました。

 

今の私たちはお金の為に仕事をしたり、

なにかあるとすぐにネガティブに考えてしまったり、

どうも人生の楽しみ方が下手くそなのかなという気がしました。

 

もちろん日本人は元々ネガティブな民族であったので必然といえばそうなのですが...

 

しかしレイバさんのような前向きな人がこれからたくさん出てくれると

笑顔になる人が増えるのではないかと思います。

 

今、日本で仕事をしている人のなかで、

「今日の仕事もう一回やり直し!」と言われて、

「やったー!」って喜べる人ってどれくらいいるんですかね。

 

ここで大事なのは仕事を選ぶこともそうですけど、

「何ごとも楽しんでやる気持ち」だと思います。

 

仕事に限らずみんながそう考えて過ごせたらいいですよね♪

 

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