世界中が注目する重度障がい者がつくるワイン「こころみ学園」

      2017/03/09

こころみ学園とは

 

56年の歴史と31回目の収穫祭。

こころみ学園は、1950年代に当時の特殊学級の少年たちとその担任教師で切り開いた畑です。重度の知的障がいのある方が中心となって土を耕し、葡萄を育て、一緒にワインをつくっています。栃木県の足利市でワインをつくる彼らは、「みんなで幸せに美味しいものをつくる。飲む人みんなで幸せになるために・・・。」をもっとうに毎年11月の第3土曜・日曜に収穫祭を行います。収穫祭には全国各地から人が集まり、海外から来られるお客様も多くおられます。初めて収穫祭に行く方はおそらく日本とは思えないような音楽とワインに包まれた雰囲気に驚くかと思います。

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障がい者が輝く場所

 

まず行ってみて驚いたのは、障がいのある方とスタッフの方みんながイキイキとしていたことです。大自然に囲まれて自然の中で社会の役に立っている彼らは輝いて見えました。

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来年も来たいと思える場所

 

障がい者がつくった商品を "優しさ" で買ってもらえるのは2回までだと実際に販売する方から聞いたことを覚えています。3回目からはその商品が本当に良くないと買ってもらえないそうです。リピーターをつくることは本当に難しいのです。こころみ学園の収穫祭は2014年で31回目を迎えました。「なぜ31回も開催できているのか?」 行ってみると理由がわかります。それは、「また来たい!」と思うからです。私は今回、障がいのことには疎い知人と参加しました。その彼が、「また行きたい!」と言ってきたのです。その言葉に私は感動しましたし、障がい者と理解のない方の接点をつくることができる場所だと改めて感じました。共存共栄は難しいと言われますが、可能性を感じる場所でした。

 

最後に雰囲気だけ、おすそ分けします。ついでにチャンネル登録してもらえると嬉しいです。

 

ありがとうございました。

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