知的障がいのある人との接し方

      2015/02/14

心の準備

自分ができる100%の思いやりを相手に注ぐ。
これをベースに考えていきます。まずは知的障がいがある人の気持ちを感じ取りその人の世界に一度のまれてください。自分の「気」を知的障がいがある人の体に入れます。そして、その人の目から見える景色をイメージしてください。「その人からは何が見えているのか?」これをたくさんの状況の中で何度も意識します。そうすると言葉ではなく、「気」を使うことで相手の興味や関心もしくは心境までも汲み取ることができます。 「私はあなたの味方です。」という気持ちを言葉ではなく、心で伝えていきます。その上でその人の自己を尊重していきます。知的障がいがある人の場合、伝わりやすい声かけの方法も様々ですし、たくさんの情報を提供することで反応をみていくこともあります。また、「言葉」一つとっても「走ったらあかん!」ではなく、「歩こっか!」という方が伝わりやすかったりします。このような心がけが基本になってきます。そして盲点になりやすいことは、自分が相手に寄りそってあげることで優位に立っていると勘違いしてしまう可能性があります。あくまで対等な立場であること忘れてはいけません。相手のどんなことも受け入れる心のスペースを確保しておきましょう。


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