なぜマラソン大会を行うのか。

      2015/02/19

本日は六甲シティマラソンに行って来ました。

そこで気になったことがあります。
それは、”なぜマラソン大会は存在するのか?”ということです。
そもそもマラソンを走るということは、
しんどいし苦しいし、決して楽なことではありません。
ではなぜ走るのか?
それはゴールしたときの達成感を得るため。
そしてその達成感を人々に共有するためだと考えました。
また日頃からランニングをしている人は、
モチベーションを高めるために出場するのかもしれません。
いずれにせよ、その走るしんどさよりも達成感の方が価値があるということでマラソン大会に出場するのだと思います。
ではなぜ、マラソン大会を運営するのか?
別にマラソン大会と言わずに、少人数でグループをつくって定期的に走るだけでも良いのではないでしょうか。
そこには「お金」というものが関わっています。
今回の大会は参加賞で水が配られていました。
これは協賛する企業が無料で提供しているものです。
その代わりにマラソン大会の出場者受付の近くにはその企業のブースが用意されていました。
そこには企業がマラソン大会出場者にPRできる場があります。
それにより、
マラソン走者は無料で水がもらえる。
企業は宣伝ができる。
運営者は企業から資金を調達できる。
というwin-winな関係が生まれています。
でもなぜそのために警察がわざわざ配置され、道路を封鎖してまで大会を運営することに協力をするのか?
そこには地域の経済効果が期待できるからです。
マラソン大会を目的にその地域に人が集まります。
人が集まるということはお金も集まるということです。
お金をその地域で使ってもらうことで、
地域の活性化が期待できるということです。
これの究極がオリンピックです。
オリンピックの場合は地域ではなく、
国単位で経済効果が期待できます。
なのであの”おもてなし”は、
あれほどまでに重宝されたということです。


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