発達障がい児のスポーツ療育教室

NPO法人チットチャット

今回は、チットチャット・スポーツ塾ティピー高槻教室を見学させて頂きました。こちらでは、2歳～高校2年生までの障がいのあるお子様に対してマンツーマンで身体の動かし方の指導をしています。一回の授業は40分。その中で利用者の方が自ら選んだプログラムにスタッフが課題設定をして、楽しく運動に取り組んでいきます。

 

スポーツで療育

実は、以前の記事で山城所長とお話をしているときに、「沖縄では海でサーフィンをしたりして療育をしている」という話を聴いたときに、「大阪でもそういう自然があればなぁ...」と言うと、「大阪にはチットチャットがあるじゃない。」と言われた経緯がありました。そこで一度チットチャットに行こうと考えていたところ、たまたま知人に、「高槻にチットチャットっていうところあるんだけど見学に行かない？」と声をかけて頂き、今回行くことができました。大阪は高層ビルや車の数も多く、自然で好きなだけ体を動かすことが難しいのが現状です。しかし、チットチャットさんでは室内スポーツを充実させて街中でも子どもが十分な運動量を確保できる環境が用意されています。汗を流すことでリンパの流れが良くなり、酸素が体中にめぐることで頭の働きも良くなります。それは障がいのある子どもたちにとってもすごく良い影響を与えます。

 

所長との対談

高槻教室の管理者である石井所長とお話をさせて頂きました。驚くことに高槻教室はまだ設立をして3ヵ月しか経っていないにも関わらず、利用者の登録者数は100人以上。15:30から18:00の間は学校終わりで利用する方が多く、月に1度でお願いしている方もいるほど大人気の様子です。石井所長いわく、「このような施設は需要がとても大きい。もっと増やしていければ良いと思う。」と言われており、実際に自分もやりたくなるほど魅力的で多くの発達障がいのあるお子様の役に立てるような気がしました。今後の課題としては、「現在のスタッフにいかに"療育”の部分を落とし込んでいくか」のようです。

興味のある方は一度見学に行ってみてはいかがでしょうか。石井所長、ありがとうございました。

 

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