発達障がいを理解しているのは3割
2017/10/07
「今どき障がいへの理解が無い人なんているの?」というお声を頂いたので、
今の日本の現状をシェアしたいと思います。
内閣府による世論調査で明らかになったことですが、
「発達障がいの理解について」1913人に対してアンケートを行いました。
すると「理解がある」と答えたのは全体の33.6%
「わからない・どちらともいえない」は6.5%
そして「理解がない」と答えたのは、なんと59.9%という結果でした。
日本の約6割が発達障がいについての理解がないということがわかります。
内閣府(世論調査 結果)
ここで一つ問題なのが、
地域ブロックでみても性別でみても年齢層でみても、
理解がある人はほぼ30%台でしかおらず、全体的に理解が得られていないことがわかります。
障がいへの理解がある人たちの周りには、
同じような人が集まるので、理解がない人が半数以上というとありえないと感じると思います。
私もこれを知った時はなんとかせなあかん。と思いました。
では具体的になにをしていくか、と考えたときに、
やはり理解者が理解のない人に伝えていくしかないと思います。
その上で理解者同志でつぶし合ったりする必要は全くなく、
それぞれがそれぞれの層に対して発信していけば良いと思います。
知られていないのが一番怖いのです。
知られていないと誤解を招くことだってあります。
この3割ちょっとの人たちで7割の人たちにしっかりアプローチをして、
今の子どもたちが大人になるころにはこの結果を逆転させたいと思います。